目次
はじめに
RxSwift研究読本シリーズ購入済みの読者が積ん読を解消するために、その著者が読み上げていく会をやってみました。
読書会といっても交代で読むわけではなく、著者であるわたくし(yimajo)が全部読み上げるスタイルを選択しました。
今回はシリーズ1のRxSwift研究読本Iの次の章を読み上げます。
- 第1章 RxSwiftの概要
- 第2章 実戦メソッドチェイン
- 第3章 UMLクラス図で理解するRxSwift
- 第4章 RxExampleによるRxとMVVMの解説
以下の章は読み上げません。
- 第5章 RxExampleによるRxとMVVMの解説(Driver編)
- 第6章 Rxを支えるオペレータ
5章はDriverに変えただけなので、割愛しても積ん読解消と言って良いはず。6章はオペレータの解説なのでそれは気になったときに読めばよいはず、という妥協にも届いています。
どうやったか
connpassでイベントページを作る
connpassでRxSwift研究読本I 読書会のイベントページを作成しておきます。
とにかくここを見ればいいというページにするのが目的です。でも募集はここではやらない。購入者だけが参加できるようにしたいため、募集自体はconnpass外というのを選択しました。
- 募集はconnpassではやらない
- 募集以外の詳細はconnnpassページにに全て記載
- 議事録(読書メモ)となるURLさえも記載してオープンにしておく
購入者に限定する募集のしかた
BOOTHでRxSwift研究読本を販売させてもらっているんですが、Booth Appsという有料機能のなかでメッセージ一斉送信という機能があってそれで購入者へ直接メッセージが送れるわけです。これBOOTHはコンテンツ販売者への負担割合が少ないため、有料で拡張機能を使えるようになっていて、その1つというわけです。
この機能で確実に購入した人のみを招待することができるっていうわけです。これはおそらく新しいコンテンツのコマーシャルのための機能じゃないかとは思います。しかし購入済み著者の別の書籍が出た場合、そもそもその著者のコンテンツを購入していれば、メール送信されるのでコマーシャル打つのにこのメッセージ一斉送信機能が必要かでいうといらない気がしていました。なので購入済みの既存ユーザに対して、フィードバックがほしいとかそういうコミュニケーションのきっかけになる機能として使えそうだなと言う感覚でした。
今回は、2回のメッセージにしました。
- 会の開催を伝えて参加登録してもらうためのメッセージ
- 会の1時間前に念の為、参加登録をうながすメッセージ
2回で十分ではないかと思います。RxSwift研究読本Iだけの購入者でも500人以上いるので、送りすぎると反感を買いそうです。
読書会のスタイル
Zoomで画面共有し、PDFとDropbox Paperを表示するスタイルにしました。
ePubでなくPDFにしたのは、「今10ページ目です」のように説明しやすいからですね。ePubのほうが個人としては読みやすいんですが、どこ読んでるかわからなくならないようにしています。
PDFは拡大もできるので、部分部分拡大していくのも良いと思っています。
他には読む箇所をカーソルで選択していきました。ただこれは青背景に黒文字になってしまうので文字単体では明瞭さが失われているので悩ましいですね。アクティブにせず、他のウインドウが選択状態なら背景は青ではなくなるんですが、頭がまわってませんでした。
反省点
次開催するときに備えて書いておきます
- RxSwift研究読本I&II&IIIという一冊もあったのにその対象者には連絡できていなかった
- 最後に質問だけじゃなく要望や感想も書いてもらえばよかった
- 参加者の反応をどうしてほしいかを明確にすればよかった
- Zoomの挙手機能やメッセージ機能を明確にして、どうしてほしいか、を伝える必要がある
- Dropbox Paperに好き放題書いてもらって構わないけど、それは遠慮されてそう
- 第一章が時間内に終わらず、第二章が時間が余ってしまった
- 文章の文字数だけでも事前に数えてそれで時間を決めないといけない
- ひとりで喋ってると不安になる
- 効果音をひとりでポン出ししていくだけで違うかもしれない
- 「へー」とか「うーん」とか
- 「第3章まで読めた人いますか?」みたいに質問しても良かったかもしれない
- 積ん読解消が目的なので、どこまで読んでるか知りたい
- 参加希望の締切日時を明示しないと、当日始まる時間に登録しようとされてしまう
- 始まる時間に参加するアクションが自然だと考えてしまうと予想(登録や承認という文字を書いていたとしても)
- ゆるくやろうとしてたため、いつ参加申請してくれても対応はできるが、参加者にとってはそのゆるさが曖昧さになって分かりづらかったはず
- エンディングの締め方が分からない
- 次回から蛍の光や学校のチャイム鳴らして雰囲気出してやっていきたい
感想
どういうモチベーションでこんな会をやったかというと、そもそもわたくし自身が書籍を読むのがおっくうでなかなか時間を作るのが面倒なタイプなんで、強制的に本を読むというスタイルは良いんじゃないかと思っています。
さらに著者が読んでくれるのが一番早くて良いでしょうから、そういう読書会に参加したいっていう思いがありました。なので自分でそれをやってみるという実験でもあったわけです。
- 本を時間作って強制的に読むのは良い
- 著者が読んでくれるのはもっと良い
さらにあらためて読むと修正点が出てくるもので、説明しながら修正したい点をリアルタイムでメモるのは効率的だったはずです。なので、拙作は他にもあるのでRxSwift研究読本IIとかIIIとか続けてやってみるのは良いかもしれませんね。
または著者が読まなくても、単に時間を作って読むという強制力だけでも良くて、なるべく知り合いとやりたいならdiscordでればいいかもしれません。他には英語の技術書とかも効果的かもしれないんで、まあそうなると無料でやるのがいいかは分からないんでconnpassで前払い制で募ると良いでしょうね。参加する人いなくても、強制的にその時間に読めばそれだけでリターンはあるので損することはないと思います。
とにかく上手なやり方がわからないため、どうすればいいのか分からないうちは数をこなして、フィードバックもらったほうが良い方法がわかってくるはずなんで、参加してもらったりなんかしら良い方法があったら教えてもらえればありがたいです。