iOSアプリ開発のためのFunctional Architecture情報共有会3のまとめ

2021/1/24に『iOSアプリ開発のためのFunctional Architecture情報共有会3』を開催してました!その発表のまとめを書いておきます。

発表まとめ

TCAでdelegateを処理するパターン

TCAでdelegateを処理するパターン』@yimajo

The Composable Architectureでアクションを実行する際に、ViewStoreからしかアクションを実行するしか無いと思いこんでしまっているとできないことがあるわけです。それがユーザアクションではない何かしらのイベントを検知して、delegateによって処理されるパターンです。例えば位置情報であったり、デバイスの向きのセンサー情報であったりそういうリアルタイムに変化する情報です。

この発表はそれらがサンプルコードで示されているという説明と、応用としてCore DataのNSFetchedResultControllerでどう扱うかについて述べています。

Swiftの関数と代数学(指数)

『Swiftの関数と代数学(指数)』@kalupas0930さん

point-freeの #9 の記事の解説と解釈について。

前回のSwiftのstruct・enumと代数学からの続きになっています。前回はVoidを1とみなし、Neverを0とみなすということ、そしてstructが直積型でenumが直和型という話で、そこから型のパターンについて数学的に考えられるという話でした。

今回は、指数(べき乗)と関数(プログラミング言語での関数)との対応について、そこからプログラミング言語での関数の複雑さを考える内容になってます。

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発表時間帯のTwitterまとめ

Twitterまとめ枠ありがたい!!

全体的な感想

  • 発表して質問して理解していった
    • 指数関数が正しくないのは納得感が薄かった
      • 発表して納得するドリブン

情報共有会について

そもそもFunctional Architectureとは?

Functional Architectureとは何かみたいなものを一応解説しておくと、その答えはどこにもありません。しかし発端としては@inamiyの『 SwiftUI時代の Functional iOS Architecture』という発表により紹介された各種フレームワークや、関数型プログラミングの考えを取り入れたアプリ開発についての情報を共有するという会です。

1回目の開催まとめについては以下にまとめています

https://curiosity.co.jp/ios_fa1/

2回目の開催まとめについては以下にまとめています

https://curiosity.co.jp/ios_fa2/

次の開催は?

2021年3月開催予定です